Brownies Works でプロダクトの成長を支える組織体制を構築

株式会社フォトラクション

事業内容:インターネットサービスの企画・開発・運営

URL:https://www.photoruction.com/corp/

設立:2016年3月14日

所在地:東京都中央区築地5丁目4−18 汐留イーストサイドビル 6階

理念:建設の世界を限りなくスマートにする

近年、企業が使う業務システムにおいて SaaS が急速な拡がりを見せています。その中でも特に注目されているのが Vertical SaaS(バーティカル SaaS)と呼ばれるサービスです。

従来は「営業なら Salesforce」「人事・労務なら SmartHR」といったように、業界を問わず「職種」に合わせてサービスを提供する Horizontal SaaS(ホリゾンタル SaaS)が一般的でした。

しかし、日本での「SaaS 元年」と呼ばれた 2018 年頃からは「レストラン向け」「ホテル向け」といったように、特定の「業種・業界」に合わせた SaaS = Vertical SaaS が数多く登場し、大きな成長を遂げています。

今回、Brownies Works のご利用事例として登場いただく株式会社フォトラクションもまた、建設業向け Vertical SaaS である「Photoruction」を提供しています。

2020 年 5 月には 5.7 億円を新たに資金調達、同年 7 月には Photoruction が国土交通省のプロジェクトにも選定され、いま注目の企業であるフォトラクション社。バックオフィスにどのような課題があり、Brownies Works の導入によってどのように変化が起こったのでしょうか。

管理部門を管掌する取締役 CFO の渡辺 浩明さんに、お話しをお伺いしました。

貴社の業務内容を教えてください

フォトラクションは 2016 年 3 月に創業しました。IT スタートアップ企業のなかでも「建設」にフォーカスしているのは珍しい部類だと思います。2019 年に社名をプロダクト名と同じ「フォトラクション」に変更しました。

Photoruction は建設業向けの生産支援クラウドサービスで Photo(写真)と Construction(建設)が語源です。

建設業界では、IT化に向けた動きは徐々に始まっているものの、多くの現場でアナログ中心に業務が行われています。例えば、図面を紙で持ち運んだり、「工事現場の状況をデジカメで写真に撮り、Excel に画像データを貼り付けて報告書を作成」したりするというような、非効率な業務が多いという課題があります。

代表取締役 CEO の中島はもともと竹中工務店の出身で、自身も現場監督の経験があり、「建設現場の働き方を、もっと本質的に変えていきたい」という想いから生まれたのが、Photoruction というサービスです。

私は 2019 年にフォトラクションに参画しました。それ以前は、リブセンスや Retty といったスタートアップ企業で管理部門の立ち上げや上場準備に携わってきたのですが、会社を「組織づくり」の側面から支えることが、私の役割だと思っています。

どのような課題をお持ちでしたか?

スタートアップ企業には事業が急拡大するフェーズがあります。フォトラクションは今まさにそのフェーズを迎えているのですが、想定よりも早く人員が増えたため、組織運営の体制を急いで整える必要に迫られていました。

これまで、複数のスタートアップ企業で管理部門を立ち上げてきた経験から、問題点や解決策の当たりは付いていました。しかし、役員としての業務もあってなかなか手が回らない。「業務を回せていないわけではないが、カイゼンまでは手が回らず、60 %くらいの状態でで何とかしのいでいる」という状況でした。

もちろん、管理部門への人員の補充も検討していました。しかし、このフェーズのバックオフィスは業務が多岐に渡りますし、仕組みをイチから構築していくスキルや、自ら組織の課題と積極的に向き合うマインドセットも求められます。それに加えて、目指したい方向性とその人の志向とがマッチするかどうかも見極めなければならないため、採用の難易度はかなり高い。

成長フェーズでいかに組織と仕組みを構築できるかというのは、事業を成長させ、いずれ IPO を目指すスタートアップ企業にとって、とても重要なポイントです。採用活動は続けつつも、目の前の課題にどう取り組んでいけば良いのか、解決案を模索していました。

なぜ、Brownies Works にバックオフィスの支援を依頼しようと思いましたか?

ポイントは 2 つあります。1 つ目は採用の部分。先ほどお話ししたとおり、求める人材の「採用の難しさ」を考えると、要件にマッチした人材の採用や、採用後の教育にはそれなりに時間が必要です。Brownies Works なら即戦力として業務のオペレーションをお願いできますし、また、その間にじっくりと採用活動に取り組むこともできると考えました。

Brownies Works 紹介資料より

そして、ポイントの 2 つ目は業務設計の部分です。SNS や Web メディアで武内さんが業務設計について発信しているのを見て、「自分がやらなくても、業務設計ができる人に任せるという選択肢もありだな」と思ったんです。

それまでは、私自身が仕組み作りや業務効率化が好きということもあり「自分で設計をやりたい」という想いもあったのですが、むしろ、得意な方にお任せした方が自分よりもうまくできるかも知れないと思い、導入を決めました。

Brownies Works 導入の結果、どうなりましたか?

2019 年の 12 月に導入して 8 ヵ月経ちますが、バックオフィスの実務をお任せできた分、自分は資金調達や組織運営に注力することができるので、とても助かっています。特に経理の部分は、月締めの後に確認する程度で、ほとんど手を動かさなくても良くなりました。もし、まったく新規に人員を採用していたとしたら、同じ状態になるのに相当時間がかかっていたと思いますね。

Brownies Works 紹介資料より

その後、当社の社員としてもバックオフィスのメンバーが 2 人加入しましたが、Brownies Works と一緒に連携しながら、スムーズに業務が進められています。

あとは、利用するツールがパッケージに含まれているのも良かったですね。ツールの選定と一口に言っても、設計思想を理解して、自社の業務内容や使うメンバーの志向に合うかどうかを検討し、実際に導入するまでにはかなりパワーを使うんです。

当社の Photoruction もそうですが、最近は様々な職種・業種向けの SaaS があります。それらを活用して業務を効率化していくことは、変化の激しい現代のビジネス環境では欠かすことができません。Brownies Works のようにバックオフィスに最適なツール・設計・運用をパッケージとして利用できるのは非常に便利だと思いますね。

これから取り組みたいことは何ですか?

どの業界もそうだと思いますが、この 1 年だけ見ても市場環境は大きく変化しました。一方で、その変化に後押しされる形で、アナログだと言われてきた建設業界でも業務効率化や IT 化・デジタル化といった意識が急速に芽生えてきています。長期的に見れば「建物を建てる」という仕事は絶対になくならないので、変化を追い風に、更なる成長を目指したいと考えています。

業界としては、今後の労働力人口減少を考えると、いかに省人化を実現するかというところが課題となってきますね。フォトラクションはテクノロジーの力で建設業のDXを支援し、省人化の実現に貢献できるよう取り組んでいきたいです。

会社としては、2020 年 5 月に資金調達を終え、建設特化のクラウド型 AI エンジン「aoz cloud」を活用した建設 BPO 事業の立ち上げが、次のラウンドまでにやるべきことです。

会社のフェーズや社員数を考えると、本来ならバックオフィスの人員も補充しなければならないところですが、ここで慌てずにじっくり採用に取り組めるのは、Brownies Works があればこそだと思います。

先日「会計 freee」をエンタープライズプランに替えていただきましたが、更なる成長に向け、当社管理部門と Brownies Works でうまく役割分担をしながら、今後も協業をお願いしたいですね。

例えば、従業員サイドがどう動くかを想定してワークフローを作ったり、Manageboard を使った予実管理など、月次が当たり前に回っているのにプラスして、次の手を一緒に考えていけると良いですね。

個人としてはずっと「社会に大きな影響を与えるプロダクトに携わりたい」と思っていました。ビジョンやプロダクトを生み出すのは代表である中島の仕事ですが、私の仕事はそれを組織の側から支えること。スタートアップ企業にとっては、組織もまた、プロダクトを形作る重要なピースであると思っています。

会社とともに社員も成長していけるような、「一人ひとりが、フォトラクションで働く意味を自分なりに見出し、みんなが明るい未来を描けるような会社」にしていきたいですね。

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